3-1.タイム指数

　netkeibaのタイム指数のクラス別の1着馬の最低・平均・最高値。期間は2015/1/1～2021/12/31で集計。最低値については、スローペースが影響してタイム指数が低くなっている事もあるので、あくまでも参考値。平均値を超え、最高値近くまで出ていれば優秀と判断して良いはず。

2歳・芝

2歳・ダート

3歳・芝

3歳・ダート

古馬・芝

古馬・ダート

　表の使い方としては、終わったレースのレベルをタイム指数で判断するという使い方や、出馬表の3走表示から出走馬が今回のクラスのレベルに達しているかを判断するような使い方ができます。ただ、後者の場合は過去のタイム指数が足りていなくても、今回成長していたり状態が良かったり等でパフォーマンスを上げてくる事もあるので、あくまで目安という感じになるかなと思います。

アスクビクターモアの勝った弥生賞のタイム指数は「99」

3歳芝のG2の平均が「101.7」なので、弥生賞はだいたい平均レベル。

一方、サブライムアンセムの勝ったフィリーズレビューのタイム指数は「105」

同上で3歳芝のG2の平均が「101.7」なので、フィリーズレビューは平均より速い時計で優秀だった。というように捉える事ができます。
※ただ、フィリーズレビューは1400mで桜花賞が1600m。距離適正もあるので、フィリーズレビュー組が桜花賞で上位かと言われると、難しいところ。フィリーズレビュー上位組が桜花賞に出走せず、1400m・1200mの橘Sや葵Sを目指して出走してくるようであれば上位争い可能というような判断もできるかなと思います。